ソフトとハードの違い
コンタクトレンズは固いハードコンタクトと柔らかいソフトコンタクトがあります。
その違いや効果について確認していきましょう。
ハードコンタクト
ハードコンタクトレンズの材質はアクリル樹脂の硬質プラスチックに
ケイ素を混ぜたもので、酸素透過率が高くなる効果があります。
また丈夫で長持ちし、大切に使えば2、3年は使えるので格安感はあります。
直径が9mmぐらいと小さいので角膜を全て塞がず、瞬きするたびにレンズが動き、
涙と共に酸素を供給する効果も大きいです。
ハードコンタクトは汚れにくく、取り扱いも簡単ですが慣れるまで異物感があります。
小さなゴミが入るだけで痛み出して、はずして洗う事になるので、結果的には角膜には安全です。
レンズの構造上、乱視の矯正効果は、ソフトよりハードコンタクトの方が優れています。
ハードコンタクトは瞳より小さいので、瞳の色を変えたり瞳の大きさを変えて
楽しむカラコンには不向きです。
ソフトコンタクト
ソフトコンタクトは最近シリコーンハイドロゲルという酸素透過性が高い素材で
作られる事が多いのですが、それでもハードに比べて透過性は低いです。
ソフトコンタクトは瞬き程度ではズレず、安定性や使用感も良いものの、
眼に入ったゴミに気づきにくくて、知らない間に角膜を傷つけてしまう事もあります。
また、ソフトコンタクトは汚れやすくアレルギー体質の方には不向きで、眼科医から安全のためにハードコンタクトを勧められる事もあります。
ソフトレンズはその大きさから瞳を全て覆うことが可能で、瞳の色や大きさを効果的に変えられるカラコンは、現在このソフトコンタクトが主流で、ネットでも格安で買えると人気です。
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