カラコンは目に悪い?
眼科医の見解によると、カラコンに限らずコンタクトレンズの装着は
角膜にとってはあまり良くないようです。角膜上皮と内皮には
血管がないので酸素供給は直接空気と接した部分でしかできません。
角膜上皮は直接空気と触れるので酸素は十分に供給されますが、
内皮は上皮を通じてしか供給されないので酸素不足に陥りやすいのです。
そこにカラコンなどコンタクトレンズを装着すると、
角膜内皮への酸素の供給が激減し、老化で減少しやすい
角膜内皮の細胞減少を促進します。
傷つきやすく再生能力がある角膜上皮と違って、角膜内皮の細胞は生まれつき数が決まっていて再生能力もありません。
したがって角膜に負担を掛け続ければ、老化が進み角膜内皮の細胞数も減少する一方です。
20代の健康な方は1平方ミリあたり3,000個の角膜内皮細胞がありますが、これがもし500個以下に減ってしまうと水疱性角膜症を発症する事もあります。
安全なカラコン
カラコンなどコンタクトレンズは基本的に目に悪いのですが、
目に悪い度合いは実際に装着するカラコンによって違います。
今と違って2011年2月前後に販売されていた格安なカラコンの中には、
安全性など考慮されていない粗悪な製品も多かったようです。
これから安全で格安なカラコンでおしゃれを楽しみたいとお考えの方には、ワンデーアキュビューディファインやFall in Eyezなど、高度管理医療機器として厚生労働省の承認済みで
高品質なカラコンメーカーの製品をお勧め致します。
安全なカラコンを買っても、ご自分の目に合ってなかったり、
つけたまま眠るなど、カラコンを正しく使用しないと目に悪いので注意が必要です。
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