コンタクトレンズの知識を高めましょう

スポーツ時におすすめのコンタクトレンズ

メガネとコンタクトレンズにおいて大きな違いは、激しく動く時にあります。メガネをしていたままスポーツをすれば、当然メガネが落ちないように気を使いますから全力でスポーツを楽しむことは出来ません。

しかし、コンタクトレンズならば目に直接フィットしているため、激しい運動をしてもメガネほど落ちる心配をすることはありません。メガネからコンタクトレンズに変えようと思った動機も、スポーツが思い切り出来ないという声が多いのです。

コンタクトレンズには大きく「ハードコンタクトレンズ」と「ソフトコンタクトレンズ」に分けられます。瞳にフィットする力から考えてスポーツに向いているコンタクトレンズは「ソフトコンタクトレンズ」になります。


ただ、水泳やサーフィンといったマリンスポーツの場合、ソフトコンタクトレンズは水分を取り込んでしまい感染症の原因となったり形状が崩れてしまうことがあります。水がかかってしまう可能性のある時は、コンタクトレンズは使用しない方がいいでしょう。


また、砂埃が舞うような野球やテニスといった競技をするときは、長期間使用できるタイプのコンタクトレンズは避けた方が無難です。砂によりコンタクトレンズが傷ついてしまいますし、1回入ってしまうとなかなか取り出すのが大変です。このようなスポーツをする際は、1日の使い捨てタイプを着用するようにしましょう。

すべてのスポーツをする際において共通なのは、外れないこと。それには自分の瞳のカーブや形に合うレンズを選ばなければなりません。まずはそこを見直してから、コンタクトレンズの機能をチェックしましょう。

コンタクトレンズの使用回数

視力が悪いといっても、日常生活にそこまで支障をきたすほどではない時期ってありますよね。学生の場合は、席がたまたま遠くて授業中の黒板の文字が見えないといった時など。そういった方はメガネを選ぶことをお勧めしますが、コンタクトレンズでそういった場合は、どのような商品を選べばいいのでしょうか。メガネのように、必要な時だけ付けて、用済みになったら置いておく、なんてことは出来ません。

そのようなたまにしか使わないという場合の時は、「1日使い捨てタイプ」のコンタクトレンズを選ぶといいでしょう。コンタクトレンズは開封してからどんどん雑菌が繁殖していきます。何ヶ月かもつレンズだとしても、着用してから日が立つコンタクトレンズは使わないようにしてください。使用する前に洗浄液で洗うから大丈夫、ということでもありません。保存液が入っているレンズケースの中に入れていても雑菌は繁殖し、そのコンタクトレンズをつけてしまえば感染症の原因にもなりえます。

感染してからでは元も子もありませんから、未然に防ぐためにも使用は絶対にしないでください。これらのことから考えて、1日ポッキリの使い捨てタイプをおすすめします。長期間の使用が可能なコンタクトレンズよりも多少値は張りますが、その分安全性に特化されていますし、たまにしか使わないのであれば、すぐに無くなってしまうこともありません。

1日使い捨てタイプの中でも特におすすめなのが、あまりゴロゴロする感覚のない瞳に馴染みやすい商品がいいでしょう。

乱視用コンタクトレンズ

視力には、様々な低下の種類があります。遠視や近視、老眼や乱視など。すべてにおいて、それぞれに対応したメガネのタイプが開発されていますが、コンタクトレンズも近年多くの会社が開発し、売り出しています。近視や遠視に比べてあまり需要のない乱視の方のコンタクトレンズ選びは、どの点をポイントに選べばいいのでしょうか。


乱視のコンタクトレンズ選びにおいて最も重要なポイントは、「レンズの安定性」です。近視用のコンタクトレンズを乱視の人が着用した場合、近視のコンタクトレンズは目の中でクルクルと回転しているため、乱視の矯正効果は得られません。また、通常の近視用のコンタクトレンズは厚みがあるため、着け心地が悪いことが多いです。

乱視の人にとってどれもメリットがないので、従来の近視用は選ばないでください。つまりレンズの安定性とは、目の中でクルクルと回転をしないコンタクトレンズになります。また、着け心地にも注目し、レンズの厚みが薄い物を選べば完璧です。

とはいっても、初めてコンタクトレンズを選ぶとなるとどれがいいのかなんてはっきりわかりませんよね。そこで乱視の方向けにおすすめのコンタクトレンズをご紹介します。


それは、「アキュビューオアシス乱視用」。数回瞬きをするだけで角度調整が施され、常に安定した状態を保つことができるという優れものです。潤い成分も配合されており、一日中持続した潤いを実現します。
乱視用のコンタクトレンズは意外にも多く販売されています。安定性と着け心地に注目して、コンタクトレンズを選びましょう。

パソコンをよく使う方におすすめのコンタクトレンズ

仕事柄、デスクワークでパソコンと常ににらめっこという方も多いことでしょう。一日中パソコンの光の刺激を受けるわけですから視力もどんどん低下していきます。

パソコンと向き合っている人はメガネを使用している人が多いですが、その理由として「コンタクトレンズだと余計に目が乾いてしまい、ドライアイのリスクが高まるから」だそうです。

特にソフトコンタクトレンズの場合、その物自体が水分を取り込んでしまう特徴があるので、余計にドライアイの原因となります。コンタクトレンズを使用するとコンタクトレンズ自体も乾きに弱いため、すぐに目が痛くなりがちになります。いちいちレンズに時間をかけている暇もありませんし、そうなるとメガネの方がパソコン作業には向いていると言えそうです。


しかし、メガネを長時間つけていると、耳の根元が痛くなったり、跡がついたりしますよね。そこの面ではコンタクトレンズの方が優秀といえます。
では、パソコンを長時間使用する人に最適なコンタクトレンズとは一体どのようなものなのでしょう。


コンタクトレンズ選びにおいて最も重要なポイントは水分の蒸発が少ないことと、酸素透過率が高いことです。それらを兼ね備えたコンタクトレンズが「ワンデーアキュビュートゥルーアイ」です。1日使い捨てタイプで、「シリコーンハイドロゲル素材」という酸素透過にとても優れた成分で作られています。酸素透過率は98パーセントと、裸眼時と変わらないほど。潤い成分も配合されているため、着け心地も抜群です。


パソコン作業をするときは、メガネよりもコンタクトレンズを使用した方が目に負担がかからない、という商品もあります。1度、コンタクトレンズを試してみては?

ハードコンタクトレンズのメリット

コンタクトレンズには、「ソフトコンタクトレンズ」というタイプと「ハードコンタクトレンズ」というタイプがあります。おそらく多くの方が「ソフトコンタクトレンズ」を使用していることと思いますが、「ハードコンタクトレンズ」にはソフトコンタクトレンズに負けないくらいのたくさんのメリットを持っているのです。

コンタクトレンズを使用している際に起こりがちなのが、角膜の酸欠。コンタクトレンズが邪魔をして目に必要なだけの酸素を十分に取り込めていないために起こります。しかし、ハードコンタクトレンズはそのようなことは一切ありません。特徴として、酸素透過率が高いということが挙げられます。商品によっては裸眼時と全く変わらないような物まで。ハードコンタクトレンズなら、酸欠によって起こる様々な症状を未然に防ぐことが出来るのです。酸欠は長時間の使用により起こるものなので、長く使用したい方はハードコンタクトレンズがお勧めです。


また、安全性にもとても優れています。ソフトコンタクトレンズは、水分を吸収しやすいというデメリットがありますが、ハードコンタクトレンズならそのようなことはありません。それにより雑菌の繁殖を最低限に抑えることが出来、感染症の発症を防ぎます。また、もし目に異常が出た場合、着用する瞬間に強い痛みを伴うので、早期発見に繋がります。


こんなに素晴らしいメリットがたくさんのハードコンタクトレンズですが、なんとお値段がお手頃なのです。
コンタクトレンズ選びに迷っているのなら、機能性抜群でコスパも良いハードコンタクトレンズをぜひ1度、使用してみてはいかがでしょう。

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